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徒然よろずブログ。
2024/05/17 (Fri)
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2012/02/20 (Mon)
ハーバードの某有名な教授の方がよく出す問題があります。


電車がやってくる。
しかし整備士達は気づいておらず、このままだと5人が犠牲に。
線路を切り換えると1人が犠牲になる。
切り換えるかどうか。それは貴方に託されている。
さあ、どうする?

同じく電車がやってきた。5人の整備士達はそれに気づいていない。
けれどもいま自分の隣にいる大きな人を線路上に落とせば彼らは助かる。
さあ、どうする?


というような感じだったと思います。
1番目の問題は皆さん1人の犠牲を選びますが、その後、2番目の問題で悩むようです。

私の場合、1では1人を犠牲に、2では5人を犠牲にすることを選びます。
理由としては、まず初めのは人数の問題。次は義務の問題です。
条件(人物の背景等)が同じであると仮定すると、犠牲は少ない方が良いので1人を。
しかし、2番目はそれぞれの条件が変わってきます。
整備士は業務を行う際に、列車の運行業務を妨げないようにするため、また、企業の信用のためにも、安全を確認する義務を持っている。
それを怠っていたのだから、非のない民間人よりも整備士達が犠牲になるべきである。

と、考えます。
人数や背景なども大切とは思うのですが、権利と義務は一体。
なにより、より踏み込んだ、個人の価値なんて簡単に語っていいものではありません。
果たすべき義務があるのですから、そのことを考慮する必要があると思います。


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"soleil d'ete"は、仏語で"夏の太陽"という意味。
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